店舗が隣接する環境では、どうしても1階への採光や外部からの視線が課題となります。そこで、生活の拠点となるLDKをあえて2階に配置することで、周囲の視線を物理的に遮り、驚くほど開放的な住空間を実現しました。
2階にLDKを設ける最大のメリットは、道路を歩く通行人と視線の高さがずれることです。大きな窓を設置しても、家の中が丸見えになる心配はありません。
■曖昧なプライベート感: 窓の位置や高さ、あるいはバルコニーの手すり壁を工夫することで、「外からは室内が直接見えないけれど、中からは街の気配を感じられる」という絶妙なプライバシー空間を構築しました。
■ダイナミックな高天井: 1階に比べて構造的な制約が少ない2階だからこそ、天井を高く設定することが可能になりました。大きな窓から降り注ぐ光が、高天井によって室内の奥まで広がり、面積以上のゆとりを感じさせてくれます。
今回は洗面室と浴室も2階に配置しています。これにより、「料理・洗濯・入浴」という日々の家事動線がワンフロアで完結します。
■重い洗濯物を持って階段を上り下りする必要がなく、バルコニーへの動線もスムーズ。
■プライベートなバスタイムも、外からの視線を気にせずゆったりと過ごせる「空中バスルーム」のような贅沢さを味わえます。
この家の象徴ともいえるのが、リビングへと続く緩やかな螺旋(らせん)階段です。
■ワンちゃんへの配慮: 一般的な階段よりも踏み面を広く、勾配を緩やかに設計することで、足腰に負担をかけたくない愛犬も安心して上り下りできます。
■待機場所としての階段: 螺旋階段特有の曲線は、ワンちゃんにとっても心地よい「居場所」になります。外出先から帰宅した飼い主様を、階段の途中で座って今か今かと待ち構える愛犬の姿は、この家ならではの心温まる日常風景となるでしょう。
構造:木造2階建
延べ面積:132.5㎡ (40.1坪)
家族構成:夫婦2人
2026-01-08